9月になりました。

北海道では8月下旬から30度を超える真夏日が続きました。

過去になく異例の事態となりました。

北海道と言えば、夏は過ごしやすいというイメージがありますよね。

私が小さいころ、東京の従兄が北海道に遊びに来て

東京と北海道では夏休みと冬休みの長さが違うということをよく教えてもらっていました。

お盆を過ぎたら北海道は涼しくなる

今年は逆転現象になりましたね。昨年度もそうであったように北海道も気温が上昇してきております。

みなさんの地域はいかがでしょうか?

本日は久しぶりの更新ということで、9月のセミナー情報を少しピックアップしていきます。

それではよろしくお願いします。

9月のセミナー情報

日本ソーシャルワーカー協会

Social Workers Talk Session 第8回福祉の問題の検証シリーズ

コロナに学ぶこれからのSW実践

2020年9月26日(土)14:00~15:30 オンライン(zoom)

内容

セッション①:現状の理解(コロナによりどのような影響を受けたか)

セッション②:新たな課題(最も被害を受けたのは誰か、どのような課題が出現したか)

セッション③:今後の実践(コロナから何を学ぶか、今後のソーシャルワーク実践はどうなるか)

参加費:会員1000円、一般参加1500円、学生参加500円

http://www.jasw.jp/news/pdf/2020/20200926_01.pdf

日本ソーシャルワーカー協会の今年度初のオンラインイベントとなっております。

日本ソーシャルワーカー協会のこういったセミナーは通年上智大学内で実施されるなど関東地区で行われることが多く、遠方のため今まで参加をすることができませんでした。

今回の件で遠方にいる方にとっても参加しやすい環境が整いました。

以下開催要項より引用です。

開催の趣旨(日本SW協会HPより)

いわゆるコロナウイルス感染拡大(以下コロナ)により、医療現場の窮状が伝えられるが、ソーシャルワークや社会福祉実践においても多大な影響を受けた。

しかし、そこではどのような生活課題が出現し、これまでの実践にどのように影響を与え、ソーシャルワーカーはどのようなジレンマを抱いたのか、

あるいはコロナにより最も被害を受けたのはどのような方々で、そこで課題となったことは何か、

さらには今後、生活様式や社会構造が変化するのであるならば、その情勢に即した今後のソーシャルワーク実践はどう変わるのか、

これらを今回のコロナに学び、今後のソーシャルワーク実践を考えなければならない時期にきている。

ソーシャルワークや社会福祉実践の様々な分野の現状とジレンマを理解し、

それぞれの分野で表出した課題を共有しながら、「new normal」のソーシャルワーク実践は何をするべきなのかを共に考え、行動に移す機会とするために開催する。

日本ソーシャルワーカー協会は歴史ある協会で、ソーシャルワークの志の高い方々が参加する協会との話を聴きました。

また協会では2020年度は現在調整中(例年だと秋ごろ募集受付)でありますが、ソーシャルワーカー(初級)養成講座というものも実施しております。

とても内容の濃い講座となっているので、興味のある方は是非オススメします。

生活保護が「福祉」を捨てるとき

生活保護が「福祉」を捨てるとき

ケースワーク外部委託の衝撃

2020年9月12日(土)13:30~16:00 オンライン

参加費:無料

主 催:全国公的扶助研究会

http://www.jasw.jp/news/pdf/2020/20200912.pdf

以下引用です。

生活保護が「福祉」を捨てるとき

2019年末、生活保護ケースワーク業務外部委託の検討方針が閣議決定されました。

本会では、この方針には多くの問題点があると考えています。

公的責任によるセーフティネットの在り方など、現場の意見を中心に議論します。

ケースワーカーは「単なる計算ワーカー」となって良いのか?共に考えましょう。

生活保護制度と民間委託は調べると長らく議論を繰り広げられていたようです。

2003年に内閣府が「行政サービスの民間開放等に関わる論点について」を発表した際、厚労省の回答は「外部委託できない」とのことでした。

「生活保護の決定及び実施の判断は国民の生存権に直接影響するものであるから、都道府県知事、市町村等を実施主体としている。」

また

①資産状況把握や健康状況の調査ができることから個人情報が集約されること、

②保護費の返還命令等の行政処分ができること、

このことから民間機関が実施することは困難であるとのことでした。

その後も生活保護論争は繰り広げられます。

新しいソーシャルワーカー像として「金銭給付(認定業務)」とケースワーク的業務(援助業務)を同一人物が担うべきではないと主張する「分離論」が提唱されました。

確かに生活保護制度には「最低限度の生活保障(法定受託事務)」と「自立の助長(自治事務)」があります。

介護保険のケアマネジメントが先行例として、業務の一部を外部機関に委託し、独立型社会福祉士などが役割を担うといった議論も過去に展開されていたようです。

生活保護と民間委託 牧園清子 松山大学論集 第25巻第2号抜刷2013年6月発行 file:///C:/Users/DELL/AppData/Local/Temp/KJ00008874044.pdf

生活保護制度はその後も大きく変遷を遂げます。

2015年には生活困窮者自立支援法が制定、2018年には生活保護等の改正など行われてきました。

また被生活保護世帯はリーマンショックを皮切りに近年増加傾向にあります。(人数が過去最多でも、費用が過去最多というわけではない)

ケースワーカーは担当する人数が標準数として定められているのですが、実際はそれ以上のケースを抱える現状があるとのことです。またケースワーカーの専門化についても大きな課題とされております。

過去の大きな出来事としてホームレスが生活保護の窓口にいった際、隣町の切符を渡され、最終的には駅を放火した事件もありました。

その他民間の団体がシェルター機能を果たすなど、資金を募り精力的に活動をしている状況もあります。

今回コロナの現状で、生活保護制度もかつてない変化が求められる事態となりました。その中で、2019年に決定された方針がどのような影響を与えるのか、注視すべき内容だと感じます。

参加費も無料でオンラインということで興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか?

Social Change Agency

Social Change Agencyではこれまで「コロナ渦でソーシャルワーカーができることを考える」ということで幅広いテーマでイベントを開催されてきました。

9月12日にはVol11ということで

「福祉実践におけるICT活用方法について考える」が開催されます。

2020年9月12日(土)13:00~14:30 オンライン

参加チケット(早割り)500円、1000円

https://peatix.com/group/25179/view#

以下引用です。

ソーシャルワーク実践におけるICTの活用方法について考える

緊急事態宣言や学校休校、公共施設閉鎖など、
新型コロナウィルスは、わたしたちの生活環境に多大な影響を与えました。

福祉現場においても、感染防止対策の観点からオフラインでのさまざまな制約が生じる中、
対象者の方の命や暮らしを守るために、オンラインツールを活用したさまざまな取り組みが行われはじめています。

しかし、対人支援職の現場においては、その業務の性質上、オンラインへの移行や代替が難しいものも存在します。

社会的にはリモートワークという言葉に代表される、ICTを活用した仕事のスタイルが叫ばれる一方、
対人支援の現場におけるICT活用は今後どのような可能性を秘めているのでしょうか。

第11回の今回は、医療機関において、さまざまなICTを活用した取り組みを仕掛けてこられた
上青木中央医院の清水信貴氏に話題提供をいただき、コロナ禍における福祉実践におけるICTの活用について考える時間を持ちたいと思います。

ぜひ多くの皆様のご参加をお待ちしております。

話題提供者について

話題提供者
清水信貴 氏
上青木中央医院 医療連携室 主任
社会福祉士/精神保健福祉士/介護支援専門員

福祉系の大学を卒業後、医療連携室や地域包括支援センター等の業務にあたりながら社内のICT化を推進。
社内のICT化にサイボウズ社の業務改善ツール「kintone」を活用し、2019年11月からはサイボウズ公認kintoneエバンジェリストとして活動を開始。
また、各福祉事業所の現場兼ICT担当者を繋げる、「福祉の現場ICT活用協議会」の法人立ち上げメンバー。
地域においては、埼玉南部エリア内(川口・戸田・蕨)の看護師が組織した「地域連携看護師会」のICT担当メンバーとして活動。

「ICTで組織と社会の課題を解決する」「ICT化でチームと支援を強くする」をモットーに活動している。

毎回とても興味深く内容の濃いテーマから構成され、終了後は参加者同士のトークセッションもあり、他ではないイベントとなっております。

是非興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか?

またSocial Change Agencyでは「研修プログラム2020」というものがオンラインで開催されます。

非常に注目される内容となっておりますので、詳細はリンク先にてご確認ください。

https://peraichi.com/landing_pages/view/sca2020

その他情報リンク:ソーシャルワーカー学会

ソーシャルワーカー学会のHPより7月ですが情報が更新されております。

2020年ソーシャルワーク学会第37回大会抄録集http://www.jsssw.org/annual-meeting/post-668.html

ソーシャルワーク学会誌第40号http://www.jsssw.org/journals/post-799.html

ソーシャルワーク学会は今年度オンラインの形で鹿児島にて大会が行われました。

大会資料として100ページを超えるスライド資料が掲載されております。

またソーシャルワーク学会誌第40号では、

グッドプラクティショナーとして

「ソーシャルワーカーとはなにかを問い続ける」社会福祉法人ゆうゆう 大原理事長

書評として

大島巌,源由理子,山野則子,贄川信幸,新藤健太,平岡公一編著『実践家参画型エンパワメント評価の理論と方法-CD-TEP 法:協働によるEBP 効果モデルの構築-』東京福祉大学 大島先生

とそれぞれ掲載されております。セミナー情報と合わせてこちらもページも紹介させていただきました。

おわりに

今オンラインで様々なイベントやセミナーが開催されております。

それだけでなく、オンラインで観光ガイドの説明を受けながら旅感覚で、現地の映像を観ることもできます。

私も密かにオンライン交流会ということで練習や構想を立て始めたところでもあります。

ただ最近わかったことは、zoomを使うことが初めてである方や、使ったことがない方もまだまだたくさんいるようです。

それが絶対的にいいというわけではありませんが、若い方でもオンライン慣れをしていない人はまだまだたくさんいるようです。

是非この機会にオンラインでイベントやセミナーに参加してみてはいかがでしょうか?

以上9月のセミナー情報PICKUPでした。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

次回もまたよろしくお願いします。

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